■森田紀美さん (テープライター)
--「テープライター」とは耳慣れない言葉ですが、具体的にどのようなお仕事をされているのですか?
「簡単に言いますと『テープ起こし』です。会議や講演会などを録音したテープをあとで文書化する仕事です。管理組合の総会や理事会の議事録作成なども行います。現在ご依頼いただいているのは、紙媒体の議事録です。でも、将来的には、管理組合さんにホームページを持っていただいて、パスワードを入れて会員だけ見られるようなページも作って、そこに議事録をアップするということを目指しています。データ化すると、紙媒体とは違ってキーワードを入れるだけで簡単に読みたい箇所を見つけることができます。もちろん、保管することも簡単です。かさばりませんし、コピーは簡単にいくつでも取れます」
--なるほど。議事録の管理にホームページを活用すれば、管理の手間が省けそうです。元の音声はデータで受け渡ししたりもするのですか?
「テープ起こしの世界もブロードバンドが普及するにつれて、音声ファイルでデー タをやりとりするようになってきています。音声ファイルだと24時間いつでもデータを送受信できます。宅急便のように1日余分にかかりませんし、料金も非常に安いんです。前日の午前中の会議が次の日には会議録になっているというのも可能になっています。私自身は一戸建てですが、マンションの場合、通信環境が自分の意思だけでは決められないということがネックでしょうか。つまり、光ファイバーにしたいと思っても、マンションでは、管理組合で光ファイバーを引こうと決めないとできません。個人で引くのは無理なんです。だから、その手続きの煩雑さを思ってあきらめている同業者も結構います。しかし、これからはますますそういう形の仕事が増えていくと思います」
自らSOHO「テープライト・オフィスびわこ」を立ち上げ、今年で3年目。趣味はテニス。かつて市のテニス大会で、シングルス、ダブルスともに優勝した経験があるという。「最近は仕事が忙しくて練習する時間がないのが悩み」とか。いつも元気いっぱいで、仕事や地域の男女共同参画事業などに大活躍の日々だが、好きな歌手が「中島みゆき」とは意外。
インタビューワー:広報・情報処理部会 合田 温

